自動運転

先日、とある住宅系のイベントに参加させて頂いました。お馴染みの設備関係の展示品がズラリの並んでいたのですが、その中で、電気自動車が2台展示されていました。

近年ブームだった太陽光発電のFITも順次終了していくのに伴い、太陽光発電も売電ではなく自家消費がメインになってくるとのことで、業界の間では蓄電池が脚光を浴び始めています。

これまでの蓄電池は、容量や耐用年数などでなかなかコストに見合うメリットが得ずらいところがあったようですが、近年急速に進化しており、蓄電池も少しずつ普及してきいるようです。

今回展示されていた電気自動車の中の1台は日産のリーフでした。リーフといえば国産車の電気自動車としては一番ポピュラーな車だと思いますが、私も日産ユーザーとしてとても興味があり、出展者側でありながら、日産の担当者の方にあれやこれや質問してしまいました。日産の方もよくぞ聞いてくれましたとばかり、熱く語ってくれたのですが、自動車ももうこんなことになってるのかととても感心した次第であります。

 

自動車が非常用の電源として使えることや、日本全国で充電スポットも急拡大しており一般的にも使いやすくなってきているとのことでしたが、いろいろ話を聞いてる中で私が一番興味を持ったのは、自動運転についてでした。

私も日産セレナのユーザーであり、実家に帰るときなどはプロパイロット機能をフル活用して快適に帰省させて頂いています。私のセレナはまだ高速道路上で同一車線で車線と速度キープくらいですが(これでもすごい!)、今の自動運転は、手放しまでできるレベルになっているようです。実験では、一般公道で完全自動運転で目的地まで走行することもしているんだそうです。

 

担当者曰く、これでもかなり制限しているようで、本当はもっと本格的な自動運転も技術的には既に可能になっているらしいです。

 

自動運転というと、どうしても「怖い」とか「信用できない」と言う人がいて、たまに自動運転装備している車が事故を起こすと、「やっぱりね」みたいなことを言う人がいますが、これはほんと勘違いもいいところです。機械と人間どっちが信用できないかと言えば、圧倒的に人間の方が信用できません。現に交通事故は日本だけでも毎年何万件と起きていて、死亡者は4~5千人もいます。本来こんなに危険な乗り物は禁止されてもいいくらいのレベルだと思います。それに対して自動運転車はちょっとでも事故が起きればここぞとばかりに叩かれます。走行している絶対数が違うので比較はできませんが、それでもやっぱり、私は今の時点の技術でも機械の方がよっぽど信頼できて、出来るだけだけ早く自動運転が当たり前の世の中が来てほしいと願っています。

 

ちなみに、電気自動車展示2台のうちのもう一台はテスラ車でした。こちらも自動運転ではかなり有名ですね。こちらも技術的には相当なところまでいっているようですが、日本ではまだ法整備も整っていないので、自主規制?で制限しているらしいです。

 

制限に縛られず、もっと広く、早く広まっていって欲しいですね。