分子栄養学

世の中にはいろんな健康に関する情報がテレビやネットに溢れていて、書店に行っても「医者が教える〜」とか、「間違いだらけの〜」とか、今までの常識を否定するような本が多く出回っています。

 

こういう情報は、人目を惹くためにあえてみんなが当たり前と思っていることと逆のことを言って注目させて売上伸ばそうという魂胆で、こういう TVにでたり、本を出すような医者はどーせヤブ医者だろう思っていました。

 

実際そういう医者も多そうな気はしますが、

私が最近読んだ本の中で、三石巌先生が書いた分子栄養学と言う本は、とても腑に落ちた内容でした。(腑に落ちたと言う言い方は、この本の内容が決して意表を突くような内容ではなく、読んでいて、「なるほどな~」「確かにな~」と思うところが多かったからです)。

簡単に内容を言うと、人間はたんぱく質でできていて、そのたんぱく質の中でも最も大事な必須アミノ酸10種類を摂らなければならない。そしてその必須アミノ酸10種類を全て含んでいるのが卵である。さらにはそのたんぱく質の働きをサポートする栄養としてビタミン等が必要。と、かなり大雑把にいうとこんな感じの内容でした。

気になってネットでいろいろ調べてみると、確かに、卵は「パーフェクトフード」とも呼ばれているんですね。パーフェクトって・・・すごい。

一時期は卵はコレステロールが多いから食べ過ぎるとよくないとも言われてましたが、

最近はそれも否定されてるようですし、(また、やっぱり食べ過ぎると悪いなんて話も出たりして、もう何を信じたらいいかよく分からないですが・・・)

私自身、もう1年以上、毎日卵を3個くらい食べる習慣を続けています。それと合わせて、ビタミン等のサプリも一緒に摂って。

 

そのせいかは分かりませんが、今年受けた健康診断は、ここ5年くらいの中では一番結果が良かったです。それと、2年程前に痛風を発症してしまい、年に1,2回関節に激痛が走ることがあったのですが、この習慣を始めてからは、この1年は発症せずに済んでます(三石先生曰く、痛風にはたんぱく質とビタミンAが効く!らしいです)。たまたまかもしれないですが。

 

結局、巷に溢れている情報なんて何が本当に正しいのかは誰も(極端に言えば医者さえも)分らない訳で、自分の中でしっくりくるものを受け入れて、地道に続けていくのがいいのかな~、と思ってます。自分の体の事は自分が一番分かってるんだから、やってみて、「何か合うな~」とか「何か違うな~」とか、この「何か」は分からなけど、本人しか分からない「何か」を感じるのが大事なんだと。

 

すごくあやふやですが。